リーマンショックで株安が世界一周

リーマンブラザーズの破綻はリーマンショックと言われています。ショックその1、ニューヨーク株式市場は504ドル安。2001年の同時多発テロ以来の下げ幅。ショックその2日経平均株価605円安で今年の最安値を更新。ショックその3株価の急落は世界を一周しました。ただ予想より下げ幅が低かったのはリーマンの破綻は予想していたことなので、中国が利下げを発表するなど、各国が手を打ったのである程度下げ幅も少なかった。
リーマンブラザーズという会社は1850年ドイツ移民の3兄弟によって設立された。創業当初は綿花会社だった。今ではアメリカ第4位の証券会社で、世界20カ国以上で従業員は2万6千人いるそうです。余談ですが、そのリーマンブラザーズの最高経営責任者が去年受け取ったボーナスは42億5000千万円だったそうです。アメリカのウォール街のボーナスシステムはすごいですね。一つの金融商品を作ってそれで利益が出ると、出た分を作った人で分配してしまう、その場で分け合うのだそうです。

リーマンショックの影響は?

リーマンショックの影響で私達の財布はどうなるのでしょうか?経済ジャーナリストの荻原博子さんは対岸の火事ではないと警告します。萩原さんは不景気の悪魔のスパイラルと言います。まずこれでアメリカの景気が低迷して、給料カットなどが起これば物が売れなくなる。ということは消費の冷え込みで企業の利益が出なくなる。さらに円高で大手企業も利益が出なくなる。これがぐるぐる回っているうちにだんだん個人の家庭が疲弊してくるというものです。この状態が来年の後半まで続くそうです。株式市場も乱高下しながら下がる。まだ底が見えていない状態なのだと言うことで、不況になると予想しているときにボーナスを上げる会社はないから、これからボーナスも下がる。さらに問題は公的年金がどうなるのかということなんだそうです。公的年金の積み立ては150兆円くらいあるのですが、91兆円ほどを市場で運用しているので、今回のリーマンショックなどで最終的に10兆円くらいの損失が出そうなようです。そうなると最悪需給年齢の引き上げといった事態も予想しなければいけないようです。

リーマンショックのプラスは?

今回のリーマンショックは悪いことばかりではありません。チョットはありがたいこともあります。円高になったら小麦、ガソリンなどの輸入品が値下がりします。不景気になると金利を上げられないから、住宅ローンなどの金利が据え置きになる。今回のリーマンショックではプラスもマイナスもありますがやはりマイナスの面が大きいことは間違いないでしょう。ひょっとしたら将来的には世界的な大不況になる危険性をはらんでいるとの見方が専門家の間で言われています。ところで日本でリーマンブラザーズがオフィスを構えているのが六本木ヒルズの森タワーです。エリートサラリーマンが多く活動しているところといった印象があります。さらにリーマンショックの影響なのかどうかわかりませんが、アメリカの当局は、米保険大手AIGに緊急融資を行って、政府管理下に置くことを決めました。リーマンショックaigのようなリーマンショックの余波が続きそうです。

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